会長からのご挨拶
本会は「情報検索応用能力試験(旧データベース検索技術者認定試験)」および「情報検索基礎能力試験」の合格者を中心に、情報検索に興味や関心をもつ者が集まって活動している会です。(社)情報科学技術協会が1985年に「データベース検索技術者認定試験(通称「サーチャー試験」)」を開始しました。本会はその合格者約120名が集まって、1987年11月に発足しました。お陰様で20周年を迎えることができ、2008年3月に20周年記念講演会と祝賀パーティーを開催いたしました。
わが国で1970年代半ば頃から始まったオンライン情報検索は、企業などにおける情報検索およびその情報活用を中心に発展してきました。さらに1990 年代半ば以降のインターネットの急速な普及により、パソコンとインターネット接続環境さえあれば、誰でもが気軽にデータベース検索ができる時代になりました。したがって、膨大で多種多様な情報源を対象とするデータベース検索技術は、今や必要不可欠なものとなってきています。
21世紀は、量より質が求められ時代です。サーチャーの役割は、情報を必要とする人にタイムリーに的確な情報を提供できることはもちろん、情報検索技術指導や情報活用方法などの情報コンサルタントとしての役割も非常に重要となってきています。実際に、特許分野、バイオ・医薬の分野、電子・情報技術などの先端技術分野、ビジネス分野において大勢のサーチャーがさまざまな現場で活躍しています。
本会では、いろいろな分野で活躍するサーチャーが集まって、定例会と親睦会を通じてコミュニケーションを図っています。定例会では、最新のトピックスを取り上げ、その分野の専門家の方々にご講演をお願いし、情報交換の場を提供しています。また、ニュースレターの発行および本会Webサイトによって、広く活動内容や必要な情報提供を行っています。また、分科会活動も開催し、主題や情報検索等の進歩に対応すべき交流を図っています。
インターネットの普及により、データベース検索が当たり前の時代になった今、さまざまな場面で情報専門家としてのサーチャーがますます必要とされてきています。どのような分野においても同じであると思いますが、資格取得はその分野の出発地点に立ったことを意味します。会員同士の資質向上を目指して、さまざまな企画を提案し、勉強できる環境作りが必要でありましょう。会員の皆様からのお声をいただきながら、ネットワーク社会に即した活動を目指し、本会の運営企画内容を今まで以上に充実させ、実現していきたいと考えております。情報検索に興味のある方の入会をお待ちしております。
